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台湾高鉄

700T at Taipei Station
台北駅に停車中の700T系車両。台湾高鉄の駅(2面4線)は,奥に見える台鉄駅の南側に位置する。台湾高鉄の開業は当初計画の2005年から大幅に遅れ,2007年1月に台北の隣の板橋〜左営間で部分開業したが,台北駅の開業は更に遅れて2007年3月になった。

日本の新幹線の初の輸出例とされるが,新幹線が施設・制御・車両の一体的システムであるのに対し,台湾に導入されたのは車両を中心とする部分に過ぎない。当初はフランス・ドイツの欧州連合が受注したため,路盤・施設・制御は韓国・ドイツ・フランス等の混成となり,その調整が開業遅れの原因ともなった。

契約変更の最大のポイントは,日本の地震対策(ユレダス)にあったとされるが,台鉄はJRと同じ1067mmゲージであり,韓国のように在来線直通を考慮する必要が無いため,TGV型システムの利点が生かせない点が挙げられる。なお高鉄も台鉄同様,左側通行である。

Inside a 700T passenger coach
700T系の先頭車両は「カモノハシ」形状ではなく,乗務員室扉が無いなどの違いはあるが,車内は日本の700系と良く似ている。テーブル裏の編成案内を見ればわかるように,12両編成で全車禁煙,6号車が商務車(ビジネスクラス)となっている。(2009.5.23)

U.S. High-speed Rail (2)

Inside Transbay Terminal
合衆国では,北東回廊以外にも,Chicago周辺,Dallas周辺を始め各地で高速鉄道網が計画されている。このうちCaliforniaでは,2008年11月の大統領選挙と同時に実施された住民投票(referendum)で"Proposition 1A"が承認され,計画にGOサインが点灯した。"Proposition 1A"は延長800マイル(1287km)の州内高速鉄道建設のために,州に99億5千万ドルの起債権限を与えるもので,賛成52.6%:反対47.4%であった。

着工は2012年に予定されるが,集客力から見てSan Francisco-Los Angeles間を先行整備し,後にSacramento, San Diegoへの延伸を検討することになろう。San Francisco側起点はTransbay Terminalになるが,同TerminalはBay Bridgeを渡る通勤電車の起点駅として1939年に建設された。最後まで残ったKey Systemの廃止(1958年)後は,バスターミナルとして使用されてきたが,大規模再開発により高層ビルに生まれ変わる。写真は70年代末期の同Terminalホーム階。(1979.5)

■California High-Speed Rail Autority 公式サイト

三号航站楼(PEK)

Terminal 3 Station, Beijing
奥林匹克を目前に,2008年7月に開業した北京地鉄機場線。2号(環状)線・13号線と接続する東直門を起点に,途中10号線と接続する三元橋から首都国際機場までをノンストップで結ぶ鉄輪リニア路線で,Bombardierと長春軌道客車合作のクロスシート車4連で運行される。運行上はもちろん,運賃面でも他の地鉄路線とは独立した存在であり,北京市東郊の通勤輸送改善には全く役立っていない。東直門から三号航站楼(Terminal 3)までは複線が敷設されているが,現在のところ東直門→三号航站楼→二号航站楼→東直門の順にデルタ運行されるため,空港行と市内行で所要時間が大きく異なり,1運行ごとに車両が方転するのも特徴的だ。(2008.10.26)

バンコク空港アクセス鉄道

Makkasan City Air Terminal
Suvarnabhumi空港へのアクセス鉄道は,国鉄東線の軌道敷に並行して建設された高架線を走り,タイ国内初の架空電車線による電化路線となる。当初の開業予定から2年遅れとなったが,ようやく2009年8月の開業が決まり,試運転も始まっている。写真はノンストップ便の終着駅となるMakkasanのCity Air Terminalの現況で,Asok通の地下鉄Phetchaburi駅が最寄駅となる。(2009.4.5)

タイ国鉄の14系客車

Petchaburi Crossing
先日Phetchaburi通の踏切(北線・東線の分岐点)を通りかかった時,JR西日本からの譲渡車両が連結された列車に遭遇したので1枚。時刻表によるとHualam Phong駅17:05発南線急行83列車で,終着のTrangには翌朝7:55に着く。13両編成の1-2-3等列車で,種々雑多な車両に混ざって,JR西日本からの譲渡車両が4両連結されている。14系ハネ3両とハザ1両は2等の運用らしい。(2009.4.2)

U.S. High-speed Rail

AEM7 at Eddington
北米で都市間鉄道が機能していた地域は,North-East Corridorである。古くはPenn Central鉄道の時代(1969年)からWashingoton, DCとNew York, NYを結んだMetrolinerがあったが,当初の電車編成は80年代初頭には退役が始まり,機関車牽引列車に置き換えられてしまった。North-East Corridorでも,電化区間は永らくNew Heaven, CT以南に留まり,それ以北はディーゼル牽引だった。

幹線電化の嚆矢として,New Heaven, CT〜New York, NY間が1907年に電化された時,11kV/25Hzという低周波数の交流が採用された。この電化方式は,Pennsyにも引き継がれ,北米東部の標準方式となった。一方,New Heaven, CT〜Boston, MA間の電化が完成したのは1999年であり,25kV/60Hzという東海道・山陽新幹線と同じ規格が採用されている。

North-East Corridorの高速化を目指して,2000年12月よりAcela Expressが営業を開始したが,BombardierとAlstomの合作によるTGV型の動力集中方式(ただし客車はボギー車で振り子機構が付く)が採用された。試験走行では241km/hを達成しているが,基本的に在来線走行であるため表定速度は116km/hに留まる。

写真はNorth-East Corridorの複々線を行く,Amtrak発注の最初の電機系列,E60型971号機が牽引するAmfleet編成。(Eddington, PA; ca.1978.12)

釧路運輸車両所

Hokutosei in Kushiro.
八戸〜新青森間に引き続き,津軽海峡線を含む新青森〜新函館間も工事線に格上げされたことを理由に,2008年3月時刻改定で「北斗星」が1便減便された。余剰となったJR北海道の編成は釧路運輸車両所に疎開留置されていたが,この写真の直後の11月25/28日に川崎貨物駅へ向けて廃車回送された由。メータ−ゲージのミャンマー国鉄に無償譲渡される。(根室本線車内から;2008.11.17)

◆同じメーターゲージのタイ国鉄に譲渡されたキハ58系についてはこちら

医学系入学定員

「緊急医師確保対策」等によって,総入学定員は以下のようになっている。

  医学科:7,625名(19年度)→8,486名(21年度)
  歯学部:2,657名
  獣医学科:930名

昨年度までは医学科:歯学部=3:1程度だったが,oral hygieneへの関心の高まりから虫歯自体が減少傾向にあることもあり,歯科医師が供給過剰であることは事実。従って,歯学部定員を医学科に振り替える話も出てくる。(医学部には保健学科等が含まれるため,「医学科」と記載している。)

====引用開始====
8/5文科省が通知 歯学部定員削減分を医学部定員に上乗せへ

 文部科学省高等教育局は8月5日、医学部を置く各国公私立大学長に対し、平成21年度の医師養成課程の入学定員の増加を求めた「地域や診療科の医師確保の観点からの医師養成の推進について」の通知を送付した。これは、本年6月27日に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2008」を踏まえ、医師不足が深刻な地域や診療科の医師を確保する観点から、医師養成数を「早急に過去最大程度まで増員」することを目的としたもの。対象となる大学は、医師養成課程(医学に関する学部又は学科)を有する大学。
 通知では、医師養成課程と歯科医師養成課程を併せ持つ私立大学についても触れている。「歯科医師養成課程を有する私立歯科大学が、歯科医師養成課程の入学定員を平成10年度比で10%を超えて削減する場合には、教育上支障のない範囲で、当該削減数を医師養成課程に係る入学定員に加えることを認める」とされた。歯科医師需給問題については、昭和61年に入学者数の20%(676人)、平成10年に旧厚生省から最小限10%(271人)の削減を求める報告書が出されていた。しかし、平成19年度の入学定員は、目標入学定員より224人増の2657人になっている。
(デンタルタイムス21)
====引用終了====

今年度は医学科定員が全国で860人(約11%)増加したため,医学科への鞍替えが例年より遥かに容易になっている。このため歯学部における入学辞退者の続出が懸念される。一方,鳥インフルエンザ対策など公衆衛生部門でも獣医師の需要は高まるが,獣医師についても職域による偏在(不足)が問題となっている。

青森駅

EC485/E751 at Aomori Station
青森駅1番線ではE751系「つがる」,3番線では485系「いなほ」が出発を待つ。来年12月には,東北新幹線が新青森まで延伸され,E5系が東京と最速3時間5分で結ぶ予定だ。その時点で東北本線・八戸〜青森間は青い森鉄道に移管されるから,東北本線と奥羽本線の特急列車が並ぶ光景が見られる期間も残り少ない。かつて青函連絡船の時代には,青森は重要な交通結節点として栄えたが,新幹線開業によって都市の拠点性が更に損なわれることが懸念される。(2008.6.8)

JJY:40kHz 一時停波

(独)情報通信研究機構が運用する標準電波JJYのうち,東日本をカバーする大鷹鳥谷山送信所の停波情報が出ている。

====引用開始====
停波のお知らせ   2009/1/29 (Thu) 08:26

おおたかどや山標準電波送信所(JJY:40kHz)において、送信機コンソール等計算機の更新作業を行うため下記の日時(日本時間)に停波を予定しています。

  2009年2月23日(月)〜27日(金) 08:30〜17:30

電波時計や周波数基準源として標準電波をご利用の皆様には、ご不自由をおかけしますが、標準電波の安定供給を維持するために必要な作業ですので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
====引用終了====

2月25日(水)〜26日(木)には国公立大学前期日程の個別学力試験が実施されるが,試験時間中,東日本では電波時計の時刻取得ができなくなる可能性がある。特に2002年以前製造の,40kHzしか受信しない機種では注意が必要だ。

因みに現在運用中の長波標準電波局は以下の通りで,南半球には無いようだ。

CallLocationFrequency
JJY大鷹鳥谷山(福島)40kHz
JJY羽金山(佐賀)60kHz
BPC河南省商丘68.5kHz
MSFAnthorn, UK60kHz
DCF77Mainflingen, BRD77.5kHz
WWVBFort Collins, CO60kHz

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